プロフィール
イリス室内管弦楽団は、総団員数30名程度の
少ない人数で編成される室内管弦楽団です。
イリス室内管弦楽団は、主に古典楽曲と、当団所属の邦人作曲家による初演作品を取り上げ、公演しています。
演奏する人も、聴く人も心安らぐ素敵なひと時を過ごせるよう、邁進して参ります。
小編成室内管弦楽団の魅力
イリス室内管弦楽団は、小編成の室内管弦楽団です。
メンバーは30人程度で構成され、古典から現代まで幅広く演奏します。
小編成ならではのサウンドと大編成のオーケストラでは聴くことのできない様々な作品をお届けいたします。
新作の世界初演
当団所属の作曲家による新作を世界初演で演奏します。
斬新なアイデアに、現代的な響きとハーモニーを織り交ぜたユニークな手法を得意としており、団のイメージや意見を取り入れながら作品を制作していきます。
楽団名に込めた想い
「イリス」とはフランス語でアヤメの花を意味します。アヤメには、「希望」「メッセージ」「信頼」という花言葉があります。また、イリスはギリシア神話でゼウスの妻、ヘラに仕えた者とされており、天と地を繋ぐ虹の女神として知られています。女神イリスのように世界を七色の輝きで照らし、人々の心に希望や安らぎを与える楽団に成長するよう、邁進して参ります。
ご挨拶
Conductor
Jun Nakamura
当団の団長を務めます、中村潤と申します。
当団のイリスというのはあやめの花のフランス語です。
その花言葉には「伝言、メッセージ」「希望」「信頼」そして「友情」という意味があります。
令和元年からのコロナ禍で、音楽などの芸術分野は大きな打撃を受け、また、人との繋がりも希薄になりやすい世の中になってしまいました。
しかしながら、だからこそ生演奏の良さや生演奏のもつ可能性も再認識することができました。
私たちは未来への「希望」をもち、音楽を愛する人たちとの「友情」と「信頼」を胸に、皆さんに勇気と音の「メッセージ」を届けられる団にしていきたいと思っています。
~Profile~
愛知県名古屋市出身。
幼少よりスズキメソッドにてピアノを始める。
これまでに、大府市楽友協会管弦楽団、尾張旭吹奏楽団、西尾市吹奏楽団などを指揮し、オーケストラや吹奏楽団でのトレーナーも務めている。紀尾井ホール主催の指揮者育成支援制度ファイナリスト。
また、名古屋少年少女合唱団に所属し、オペラ「トスカ」「トゥーランドット」、愛・地球博開閉会式に出演。伴奏者として2010年ラフォルジュルネ金沢などに参加。スタインウェイ青少年国際コンクール第2位。ソリストとして奈良医科大学オーケストラ、スズキメソッド夏期学校オーケストラ、アルテ室内管弦楽団らと共演。
指揮を濱津清仁氏に師事。
Composer
Ayano Ogasawara
イリス室内管弦楽団のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
当団の作曲・編曲を担当いたします、小笠原彩乃と申します。
新型コロナウイルスの影響で、自由に生の音楽を楽しむことが難しくなってしまった今、何かできることはないかと考え、指揮の中村とともに団の設立をすることにしました。
大勢で集まっての練習や演奏会のキャンセルが相次ぐ中、新しい楽団を運営していくのは容易ではないと思いますが、こんな時代だからこそできる新しい団の形を目指して精進いたします。
作曲面では、周りを取り巻く環境や団の皆様からのアイデアを頂戴しながら、新しい響きを求め、ユニークで親しみやすい作品を制作してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
~Profile~
愛知県出身。ピアノを串田智子、伊藤初枝の各氏に師事。ピアノ伴奏をLuciana Serra, Annalisa Londeroに師事。第6回ピアノ伴奏コンクール入選。2019年カリアリ国際夏期講習会にてParco della musicaでの野外コンサートに出演し、ディプロマを取得。
作曲を榊林緑、橋本剛の各氏に師事。第24回、第28回TIAA全日本作曲家コンクール室内楽部門に入賞。1st Caneres, international music competition Vienna,October 2022 作曲部門第1位。International Jean Sibelius Composition Competition 2023
vocal and choral music professionals部門第1位。
現代音楽を中心に、独奏、室内楽、吹奏楽、オーケストラ等の作品を作曲している。
日常にあふれる情景や身の回りのものを題材の多くとし、空間を意識した作品づくりをモットーとしている。また、器楽演奏のみによる作品だけでなく、朗読やダンス、身体表現を伴う作品を得意とする。